內容簡介
內容簡介 2022年10月、警察庁・金融庁等が連名で北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」を名指しで非難、その危険性の注意喚起をした。経済は破綻し飢餓に覆われる北朝鮮が、なぜ高額なミサイルを撃ちつづけられるのか?その資金はどこから?調査報道のベテランジャーナリストが緻密な取材でこのハッカー・グループの正体を追う。米国ハリウッドへの攻撃にはじまり、世界各地での銀行ハッキング、病院へのランサムウエア攻撃による身代金奪取、そして「暗号資産」の大規模奪取。彼らの容赦ない攻撃は現在進行形のままである。関係者への取材を通じて個々のハッキング事件の実相、「サイバー兵士」を育て上げる北朝鮮の驚くべき実態などが明かされる。戦慄すべき一冊。
作者介紹
作者介紹 ジェフ・ホワイトジェフ・ホワイト(Geoff White)イギリスを代表するテクノロジージャーナリスト。20年以上におよぶ調査報道の経歴を通じて選挙のハッキング、マネーロンダリング、個人情報の売買、サイバー犯罪の実態について報道してきた。「スノーデン事件」やイギリス最大のインターネットサービスプロバイダ「TalkTalk」のハッキング事件に関する記事でいくつもの賞を受賞。本書にもあるBBCのポッドキャスト「ラザルス・ハイスト」はイギリスのアップルポッドキャストのランキングで1位、アメリカでも上位にランクインしている。秋山勝秋山勝(あきやま・まさる)立教大学卒。日本文藝家協会会員。出版社勤務を経て翻訳の仕事に。訳書に、ケイシー・ミシェル『クレプトクラシー 資金洗浄の巨大な闇』、マイク・アイザック『ウーバー戦記』、サイラグル・サウトバイ『重要証人』、パンカジ・ミシュラ『怒りの時代』、リチャード・ローズ『エネルギー400年史』、ジャレド・ダイアモンド『若い読者のための第三のチンパンジー』、ジェイミー・バートレット『操られる民主主義』(以上、草思社)、ティム・ウー『巨大企業の呪い』、ジェニファー・ウェルシュ『歴史の逆襲』(以上、 朝日新聞出版)など。