作者介紹
作者介紹 松岡正剛1944年京都生まれ。父方のルーツは湖北・長浜。早稲田大学文学部卒。オブジェマガジン「遊」編集長、東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長、角川武蔵野ミュージアム館長。情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化した「編集工学」を確立し、様々なプロジェクトに応用。2000年より「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなるイシス編集学校を創立。近年は、編集的世界観にもとづく書店空間「松丸本舗」、図書空間「エディットタウン」など、本をもちいた数々の世界観を提示する。著書に『新版 空海の夢』(春秋社)、『松岡正剛 千夜千冊』(求龍堂)、『17歳のための世界と日本の見方――セイゴオ先生の人間文化講義』(春秋社)、『日本という方法――おもかげ・うつろいの文化』(NHK出版)、『謎床――思考が発酵する編集術』(共著、晶文社)、『擬 MODOKI――「世」あるいは別様の可能性』(春秋社)、『日本文化の核心――「ジャパン・スタイル」を読み解く』(講談社現代新書)、『増補版 知の編集工学』(朝日文庫)ほか多数。福家俊彦天台寺門宗・総本山三井寺(園城寺)長吏。1959年滋賀県大津市生まれ。立命館大学大学院文学研究科(西洋哲学専攻)修士課程修了。天台寺門宗・総本山三井寺(園城寺)第164代長吏。天台寺門宗・宗機顧問。また滋賀県の国峰道場・太神山不動寺の兼務住職を務める。天台寺門宗ならびに三井寺を中心に仏教文化史、建築生産史を研究。成安造形大学招聘教授、認定NPO法人びわ湖トラスト理事長。著書に『三井の山風どこ吹く風』、三井寺事典シリーズ『三井寺の文学散歩』『三井寺の精進料理』『三井寺の建築案内』『三井寺建築小史』、ブックウェアエッセイ『本の暇つぶし』など。末木文美士1949年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は仏教学、日本思想史。著書に『日本宗教史』(岩波書店)、『反・仏教学:仏教vs.倫理』(筑摩書房)他多数。