作者介紹
作者介紹 齋藤尚志関西大学大学院文学研究科単位取得退学後、夜間中学・定時制高校・大学等の非常勤講師を経験し、夙川学院短期大学勤務を経て、現在、小田原短期大学通信教育課程(名古屋サポートセンター)准教授。「持続可能な地域づくりと教育・学校の役割」をテーマとして、地域の暮らしの拠点施設の一つとして学校を位置づけ、学校外の育ちや教育の役割や可能性に着目し、地域における“生”(自立や共同性など)について考えている。主な著書・論文に、『揺らぐ主体 問われる社会』(共著、インパクト出版会、2013年)や「学校統廃合における『子どもの意見の尊重』」①・②(単著、夙川学院短期大学『研究紀要』、2014・2018年)ほか。笹倉千佳弘同志社大学文学部卒業後、公立高等学校に10年間勤務した後、関西大学大学院文学研究科に入学。同大学院修了後、夙川学院短期大学、就実短期大学を経て、現在、滋賀短期大学生活学科教授。学校に行っていないという現象を子どもの意味世界に沿って読み解き、どのようなかかわり方がかれらに求められているのかについて考えている。主な著書に、『学校のモノ語り』(教育解放研究会編、東方出版、2000年)、『育つ・育てる・育ちあう――子どもとおとなの関係を問い直す』(共編著、明石書店、2006年)、『子どもを育てない親、親が育てない子ども――妊婦健診を受けなかった母親と子どもへの支援』(共編著、生活書院、2015年)、『虐待ゼロのまちの地域養護活動――施設で暮らす子どもの「子育ての社会化」と旧沢内村』(共編著、生活書院、2017年)ほか。井上寿美関西大学大学院文学研究科修了後、YMCAプレスクール講師、保健所の心理相談員等を経験する。関西福祉大学社会福祉学部、同大学発達教育学部勤務を経て、現在、大阪大谷大学教育学部准教授。2012年度~2015年度の4年間、兵庫県川西市子どもの人権オンブズパーソンを務める。社会的養護児童の里親委託が注目される中、地域性や歴史性を大切にした里親支援や委託児の権利擁護のあり方について考えている。主な著書に、『子どもと出会うあなたへ』(共編著、明石書店、2001年)、『育つ・育てる・育ちあう――子どもとおとなの関係を問い直す』(共編著、明石書店、2006年)、『子どもを育てない親、親が育てない子ども――妊婦健診を受けなかった母親と子どもへの支援』(共編著、生活書院、2015年)、『虐待ゼロのまちの地域養護活動――施設で暮らす子どもの「子育ての社会化」と旧沢内村』(共編著、生活書院、2017年)ほか。