作者介紹
作者介紹 藤井仁奈藤井仁奈(ふじい にいな) 日々労働に明け暮れる文学愛好家。英語文学等講師(文教大学他にて勤務)、イギリス・ロマン派学会会員、日本バイロン協会会員、中原中也の会会員日本メディア英語学会会員。共著書に、『『天保十二年のシェイクスピア』研究―井上ひさし・追悼プロジェクト』(文教大学出版事業部)、論文に、「小林秀雄の〈オフィーリア〉」(『中原中也研究』第二十三号)、「ランボーのオフィーリア」「お冬―井上ひさしのオフィーリア」「巧みな語り手―バイロンの「闇」をめぐって」(以上文教大学文学部紀要)などがある。茶と歴史とアートも大好き。本当は詩人になりたい。ジョージ・ゴードン・バイロンジョージ・ゴードン・バイロン(George Gordon Byron)イギリスの詩人。貴族、第6代バイロン卿。 1812年に、物語詩『貴公子ハロルドの巡礼』(第1・2編)を発表すると、当時のベストセラーとなり、彼曰く、「ある朝目覚めると、ぼくは有名になっていた」。 いきおい、『海賊』(1814)や『ヘブライのうた』(1815)など、いくつもの作品を立て続け世に送り、社交界の寵児となるが、その美貌もあいまって恋愛関係がこじれ、1816年にはイギリスを去った。 その後は欧州各地を放浪しつつ、『ションの囚人』(1816)、『マンフレッド』(1817)、『カイン』(1821)、『ドン・ジュアン』(1819-24)など、多くの作品を書いた。 1823年にはギリシア独立戦争に参加し、翌年病死した。 社会の常識や理念にとらわれず、奔放に恋愛し、自由を求め、偽善を排撃したバイロンは、彼自身ロマン派的英雄像として、世界中の詩人や小説家に大きな影響を与えた。あきのなあきのな古典文学・音楽・歴史をこよなく愛する名古屋在住のイラストレーター。カメレオンペンジャパンアーティスト。雅号は「竹尾佳笑」。趣味は、小説を読むことと書くこと。ウェブ小説の受賞歴あり。好きな詩人は、シェイクスピア、ゲーテ、シラー、テニソン、キーツ、シェリー、そしてバイロンなど。詩や外国文学の訳は訳者で読み比べをするくらい好き。