內容簡介
內容簡介 約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。 本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史! 主な内容●序章 最初からもっていた「眼」●黎明の章 すべてが陸続きの時代 二つの肺の獲得で陸を目指す 耐乾燥卵で内陸に進出 爬虫類と分かれる 単弓類の進化 史上最大の大量絶滅●雌伏の章 毛をもつ 哺乳類の登場 聴覚の発達 子を産み、育てる 有胎盤類式繁殖法はいつから? 再び絶滅の危機●躍進の章 哺乳類時代の始まり 脳より先に体を大きくする 長い妊娠期間と大きな胎児 アフリカの仲間と分かれる ローラシアの仲間と分かれる 森林での進化●人類の章 真の「猿の惑星」 森から平野へ 尾の消失と二足歩行 氷河時代の始まり サピエンス以前のホモ属 サピエンスと生きたホモ属 5億年前の小さなサカナは、肺と四肢を得て上陸し、二足歩行を実現し、脳の大型化などを経てサピエンスへと辿り着く。壮大な生命史!
作者介紹
作者介紹 土屋健土屋 健オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。木村由莉国立科学博物館地学研究部研究主幹、日本古生物学会評議員。専門は陸棲哺乳類化石の研究。特に小型哺乳類の進化史と古生態。著書に『もがいて、もがいて、古生物学者!!』(ブックマン社)、『恐竜がもっと好きになる化石の話』(岩波書店)など。