客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 427
作者 | 村上靖彦/著; |
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出版社 | 日本出版販売株式会社 |
商品描述 | 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 427:,「それはあなたの主観ですか?」。こういった言葉を聞いたことがあるひとは多いだろう。なにかを発信する際、それが主観的な意 |
作者 | 村上靖彦/著; |
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出版社 | 日本出版販売株式会社 |
商品描述 | 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 427:,「それはあなたの主観ですか?」。こういった言葉を聞いたことがあるひとは多いだろう。なにかを発信する際、それが主観的な意 |
內容簡介 「それはあなたの主観ですか?」。こういった言葉を聞いたことがあるひとは多いだろう。なにかを発信する際、それが主観的な意見なのか、客観的な意見なのか、を明確にすることが求められる。よく作文と論文の違いを説明する際にも、作文は主観的なことを書いていいが、論文では客観的なことを書く必要がある、と言われている。そういった教育のせいか、客観的なことが正しくて、主観的なことは正しくない、もしくは、あなたが思っているだけでしょ、と非難されることが多い。では、そういった客観的なものが優勢になっていくなかで、主観的な感覚は捨てられてしまってよいものだろうか? 著者の村上氏はそうは考えない。それは、数値が優位にたって世界においては、1人ひとりが持つはずの経験のリアリティが失われがちであるからだ。統計を過信し、経験が数値に置き換えられてしまうとそこにはディテールが失われてしまうだろう。その経験のリアリティをみつけることが主観的に考えることだといえるだろう。自分の体をもち、それがなにかと出会い、出来事が体験し、それを語ることでリアリティをつかまえる手段となるのだ。 「その意見って、客観的なものですか」。こうした考え方が社会に広がっていった原因を探り、そのせいで失われたものを明らかにする。
作者介紹 村上靖彦村上 靖彦(むらかみ・やすひこ):1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は現象学的な質的研究。著書に『ケアとは何か』(中公新書)、『子どもたちのつくる町』(世界思想社)、『在宅無限大』(医学書院)、『交わらないリズム』(青土社)などがある。
書名 / | 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 427 |
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作者 / | 村上靖彦 著; |
簡介 / | 客観性の落とし穴 ちくまプリマー新書 427:,「それはあなたの主観ですか?」。こういった言葉を聞いたことがあるひとは多いだろう。なにかを発信する際、それが主観的な意 |
出版社 / | 日本出版販売株式会社 |
ISBN13 / | 9784480684523 |
ISBN10 / | |
EAN / | 9784480684523 |
誠品26碼 / | |
裝訂 / | P:平裝 |
頁數 / | 192 |
語言 / | 4:日文 |
級別 / | N:無 |
尺寸 / | 17.3X10.7X1.2CM |