小泉八雲と神々の世界 ラフカディオ・ハーン 平川祐弘決定版著作集 第12巻 | 誠品線上

小泉八雲と神々の世界 ラフカディオ・ハーン 平川祐弘決定版著作集 第12巻

作者 平川祐弘/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 小泉八雲と神々の世界 ラフカディオ・ハーン 平川祐弘決定版著作集 第12巻:植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈した

內容簡介

內容簡介 植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。灯台もと暗しとはこの事か。フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。和辻哲郎文化賞受賞。

作者介紹

作者介紹 平川祐弘1931(昭和6)年生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。第一高等学校一年を経て東京大学教養学部教養学科卒業。仏、独、英、伊に留学し、東京大学教養学部に勤務。1992年定年退官。その前後、北米、フランス、中国、台湾などでも教壇に立つ。ダンテ『神曲』の翻訳で河出文化賞(1967年)、『小泉八雲―西洋脱出の夢』『東の橘 西のオレンジ』でサントリー学芸賞(1981年)、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞(1991年)、鴎外・漱石・諭吉などの明治日本の研究で明治村賞(1998年)、『ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化』で和辻哲郎文化賞(2005年)、『アーサー・ウェイリー―『源氏物語』の翻訳者』で日本エッセイスト・クラブ賞(2009年)、『西洋人の神道観―日本人のアイデンティティーを求めて』で蓮如賞(2015年)を受賞。

商品規格

書名 / 小泉八雲と神々の世界 ラフカディオ・ハーン 平川祐弘決定版著作集 第12巻
作者 / 平川祐弘 著;
簡介 / 小泉八雲と神々の世界 ラフカディオ・ハーン 平川祐弘決定版著作集 第12巻:植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈した
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784585294122
ISBN10 /
EAN / 9784585294122
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 776
語言 / 4:日文
級別 / R:限
尺寸 / 21.6X15.3X4.1CM

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