內容簡介
內容簡介 「田中清玄自伝」を世に問うて20年余、気鋭のライターが今度は「評伝」に描く、「昭和の志士」。影のフィクサーと呼ばれた男が、どう生まれ、どう育ったのか。何が彼を戦前の武装共産党委員長にし、獄中転向させたのか。反共主義者としての戦い、昭和天皇との邂逅、スハルトら国際石油人脈の形成、鄧小平、オットー大公との親交。今の時代にはないスケールを持った生き様とその背景を、関係者の膨大な証言から丁寧に再構成した物語。*田中清玄(たなか・せいげん)(1906-1993年)北海道生まれ。1927年、東大在学中に共産党に入党。30年の再建大会で書記長となり、武装共産党を指導する。34年に転向し、戦後は「大物フィクサー」として、石油事業や電気事業で辣腕をふるい、日本国内はもとより、中東やインドネシア、中国など国内外で活躍した。 奔馬、駆けやまず―昭和という時代と格闘しつづけた伝説の男、再び
作者介紹
作者介紹 大須賀瑞夫大須賀瑞夫(おおすが・みずお)1943年福島県生まれ。早稲田大学政経学部卒業、毎日新聞社入社。奈良支局、大阪本社社会部、東京本社政治部、サンデー毎日編集部、政治部副部長などを経て96年に退社。著書に「田中清玄自伝」(文芸春秋、1993年)、「野望の系譜―永田町風雲録」(1993年)「首相官邸 今昔物語」(1995年)(いずれも朝日ソノラマ)、共著に「金大中事件全貌」(毎日新聞社、1978年)、「ブレーン政治」(講談社現代新書、1985年)、「自民党―転換期の権力」(角川文庫、1986年)などがある。倉重篤郎毎日新聞専門編集委員。1953年東京生まれ。東京大学教育学部卒業、毎日新聞社入社。政治部長、編集局次長、論説委員長を歴任。