津島佑子光と水は地を覆えり
作者 | 川村湊 |
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出版社 | 日本出版販売株式会社 |
商品描述 | 津島佑子光と水は地を覆えり:作家を最もよく知る著者による、津島佑子の文学世界への最良の案内であり、初のまとまった津島佑子論。本書は、『ジャッカドフニ』、『黄金の |
作者 | 川村湊 |
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出版社 | 日本出版販売株式会社 |
商品描述 | 津島佑子光と水は地を覆えり:作家を最もよく知る著者による、津島佑子の文学世界への最良の案内であり、初のまとまった津島佑子論。本書は、『ジャッカドフニ』、『黄金の |
內容簡介 作家を最もよく知る著者による、津島佑子の文学世界への最良の案内であり、初のまとまった津島佑子論。本書は、『ジャッカドフニ』、『黄金の夢の歌』、『ヤマネコドーム』、『あまりに野蛮な』、『笑いオオカミ』、『狩りの時代』……後期の作品を中心に、『火の山 山猿記』、『光の領分』、『夜の光に追われて』、『火の河のほとりで』ほか主要作を網羅して作品世界を案内する批評的ガイドであり、思い出を語りつつ作家の実像を浮かび上がらせる、自在な評論である。津島佑子氏が亡くなって早くも二年近く、津島佑子が近現代日本文学史に占める地位は今後ますます大きくゆるぎないものとなるだろう。津島作品をこれから読もうとする読者、その文学世界の全貌を知りたいと思う読者にとって、本書は格好の案内となるものである。とりわけ3.11以降、津島佑子が半ば強いられつつ赴いた文学の戦場、そこでの闘いと大きな成果を、作品に即して明らかにする出色の評論である。
作者介紹 川村湊(Kawamura, Minato)一九五一年二月、網走市に生まれる。文芸評論家。一九八一年「異様なるものをめぐって─徒然草論」で群像新人文学賞(評論部門)優秀作受賞。一九九三年から二〇〇九年まで、十七年間にわたり毎日新聞で文芸時評を担当。木山捷平文学賞はじめ多くの文学賞の選考委員を務める。二〇一七年まで法政大学教授。著書に、『異様の領域』(国文社)、『批評という物語』(国文社)、『異郷の昭和文学』(岩波新書)、『言霊と他界』(講談社学術文庫)、『近世狂言綺語列伝』(福武書店)、『南洋・樺太の日本文学』(筑摩書房。平林たい子文学賞受賞)、『海を渡った日本語』(青土社)、『満洲崩壊』(文藝春秋)、『補陀落』(作品社。伊藤整文学賞受賞)、『牛頭天王と蘇民将来伝説 』(作品社。読売文学賞受賞)、『福島原発人災記』(現代書館)、『紙の砦』(インパクト出版会)、『戦争の谺』(白水社)、『川村湊自撰集』全五巻(作品社)他多数。
書名 / | 津島佑子光と水は地を覆えり |
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作者 / | 川村湊 |
簡介 / | 津島佑子光と水は地を覆えり:作家を最もよく知る著者による、津島佑子の文学世界への最良の案内であり、初のまとまった津島佑子論。本書は、『ジャッカドフニ』、『黄金の |
出版社 / | 日本出版販売株式会社 |
ISBN13 / | 9784900997707 |
ISBN10 / | |
EAN / | 9784900997707 |
誠品26碼 / | 2682511048009 |
頁數 / | 264 |
裝訂 / | P:平裝 |
語言 / | 4:日文 |
尺寸 / | 19.5X13.8X2.1CM |
級別 / | N:無 |
最佳賣點 : 作家を最もよく知る著者による、津島佑子の文学世界への最良の案内であり、初のまとまった津島佑子論。
本書は、『ジャッカドフニ』、『黄金の夢の歌』、『ヤマネコドーム』、『あまりに野蛮な』、『笑いオオカミ』、『狩りの時代』……後期の作品を中心に、『火の山 山猿記』、『光の領分』、『夜の光に追われて』、『火の河のほとりで』ほか主要作を網羅して作品世界を案内する批評的ガイドであり、思い出を語りつつ作家の実像を浮かび上がらせる、自在な評論である。津島佑子氏が亡くなって早くも二年近く、津島佑子が近現代日本文学史に占める地位は今後ますます大きくゆるぎないものとなるだろう。津島作品をこれから読もうとする読者、その文学世界の全貌を知りたいと思う読者にとって、本書は格好の案内となるものである。とりわけ3.11以降、津島佑子が半ば強いられつつ赴いた文学の戦場、そこでの闘いと大きな成果を、作品に即して明らかにする出色の評論である。