デザインに哲学は必要か | 誠品線上

デザインに哲学は必要か

作者 古賀徹/編・著;板東孝明/著;伊原久裕/著
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 デザインに哲学は必要か:デザインは、身体の身振り、行為の無意識を意識化し、技術と人間の関わりを観察する。哲学は物事の前提を疑い、根本から考え直し、既存の世界観や

內容簡介

內容簡介 デザインは、身体の身振り、行為の無意識を意識化し、技術と人間の関わりを観察する。哲学は物事の前提を疑い、根本から考え直し、既存の世界観や人間観の枠組を問い直す。ではデザインと哲学の決定的な違いは何か。デザインは具体物を制作する。それは実践を通して世界と人間のありさまを具体的に認識する行為である。すべてのデザインは、世界を新しく解釈する理論的実践のプロセスなのだ。 デザインは観察し、哲学は観照する。さらにデザインは行動する。具体的な制作物を通じて人間と世界の関係を解明する。

作者介紹

作者介紹 古賀徹九州大学大学院芸術工学研究院教授。専門は哲学。近現代の欧米圏の思想を中心に研究を進める。水俣病やハンセン病、環境破壊、全体主義、消費社会など、現実の諸課題に即して思考を続ける一方で、デザインの基礎論の構築を試みる。単著に『超越論的虚構――社会理論と現象学』(情況出版、2001年)、『理性の暴力――現代日本社会の病理学』(青灯社、2014年)、『愛と貨幣の経済学――快楽の社交主義のために』(青灯社、2016年)。編著に『アート・デザインクロッシングⅠ・Ⅱ』(九州大学出版会、2005–2006年)他。板東孝明武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科教授。主なグラフィック作品に、リートフェルト、ミース、桂離宮のポスター、「Kieler Woche 1996」VI(ドイツ・キール)。社会活動に、1998年吉野川可動堰建設計画に対する住民投票の代表世話人。2001年よりシナジェティクス理論による軽量多面体構造を研究開発し、国内外の大学でワークショップを実施してきた。2012年インドネシア・バンドン工科大学(ITB) で一年間在外研究し、バンブーシェルター制作と現地の特許を取得。その成果に対して2017年ITB 賞受賞。著書に『竹――かたちの原像としての民具』(武蔵野美術大学共同研究報告書、2014年)、編著に『ホスピタルギャラリー』(武蔵野美術大学出版局、2016年)。伊原久裕九州大学大学院芸術工学研究院教授。グラフィックデザイン教育のかたわら、20世紀情報デザインの歴史研究に主に従事。主なテーマは、アイソタイプ、スイス・タイポグラフィ、1930-40年代のアメリカの情報デザインなど。主な著書(共著)に、『世界の表象――オットー・ノイラートとその時代』(寺山祐策、八束はじめ、大村麻紀子編、武蔵野美術大学美術資料図書館、2007年)、『20世紀のポスター[タイポグラフィ]――デザインのちから・文字のちから』(多摩美術大学、東京都庭園美術館、日本経済新聞社文化事業部編、日本経済新聞社、2001年)、Christopher Burke, Eric Kindel, Sue Walker (eds.) Isotype: design and contexts, hyphen press(London)2013他。

商品規格

書名 / デザインに哲学は必要か
作者 / 古賀徹 編・著;板東孝明 著;伊原久裕 著
簡介 / デザインに哲学は必要か:デザインは、身体の身振り、行為の無意識を意識化し、技術と人間の関わりを観察する。哲学は物事の前提を疑い、根本から考え直し、既存の世界観や
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784864631013
ISBN10 /
EAN / 9784864631013
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 272
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 21.1X15.1X1.8CM

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