內容簡介
內容簡介 「百折不撓」――何度失敗しても信念を曲げないこと。本書は46歳、7度目の挑戦で悲願の初タイトルを獲得した木村一基王位の実戦集です。[第1部 自戦記編]では将棋の詳しい内容だけでなく、「順位戦の大変さは分かっていたつもりでしたが、A級の根性を教えられた」(対藤井猛九段戦)、「局後の感想戦では、これまで応援してくれた人の顔が脳裏に浮かび、不覚にも涙が……」(対深浦王位戦)、「タイトルが自分には縁のないもののように思えた」(対羽生王位戦)など、普段は見せない胸の内を正直に明かしています。また[第2部 棋譜解説編]では、弟子の高野智史五段が解説を担当。「▲4九歩の先受けが印象的。受け師の片鱗が垣間見える」、「△7一角に始まり、要所での正確な受けが師匠らしい」、「中盤の△3三玉、あの一手を見ただけで誰の将棋か分かる」など、木村王位を誰よりも知る棋士の一人として、その魅力を余すことなく伝えています。自戦記編13局のうち5局が敗局なのは実戦集としては珍しいことですが、どの将棋も歯を食いしばって戦ってきた意味のある軌跡です。ぜひ、将棋盤に並べて鑑賞していただきたいと思います。 46歳で初タイトル奪取! 7度目の挑戦で夢をかなえた木村将棋の軌跡
作者介紹
作者介紹 木村一基1973年6月23日生まれ、千葉県四街道市出身1985年、6級で奨励会入会。(故)佐瀬勇次名誉九段門下1997年4月、四段2017年6月、九段2001年度、61勝を挙げて将棋大賞で3部門(勝率、最多勝利、最多対局)を受賞2005年10月、第18期竜王戦でタイトル初挑戦。2007年3月、順位戦でA級に昇級2017年12月、将棋栄誉賞(通算600勝達成)。2019年9月、第60期王位戦で豊島将之王位を破り、初タイトル獲得タイトル戦登場は7回、獲得は王位1期。棋戦優勝は新人王と朝日杯の2回矢倉、角換わり、相掛かり、横歩取りを指しこなし、対振り飛車には急戦を好む居飛車党。力強い受けが持ち味で「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つ。将棋の実力もさることながら、大盤解説では軽妙なトークで笑いを誘い、その気さくな人柄もあって「将棋の強いオジサン」と呼ばれて親しまれている。主な著書は「木村の矢倉 急戦・森下システム」「木村の矢倉 3七銀戦法基礎編」「木村の矢倉 3七銀戦法最新編」など。