內容簡介
內容簡介 知財を経営に活かす「IPランドスケープ」という手法が注目を集めている。アップル、グーグルほか最先端の分析事例を交えて解説。 「下町ロケット」神谷弁護士モデル鮫島正洋氏、推薦!技術立国・日本の競争力を高めるためには、知財の活用がますます重要となる。知財を活用する際には、知財を駆使したビジネス的な分析、すなわち「IPランドスケープ」が前提となる。ものづくり・サービス業を問わず、すべての企業経営者・事業計画担当者が「IPランドスケープ」を体得することによって、次元の異なる新たな一歩が踏み出せるはずだ。――内田・鮫島法律事務所 鮫島正洋弁護士企業の競争力の源泉として知財が注目を集めるようになってから、20年近くが経とうとしている。しかし多くの日本企業では、知財部門と経営とが相変わらず分離してしまったままだ。知財の重要性がますます高まっているにもかかわらず、グローバルな先進企業との差は縮まっているとは言いがたい状況だ。そんな現状を覆すキーワードとして、最近注目されているのがIPランドスケープ(Intellectual Property Landscape:IPL)という手法だ。最も広い意味では知財を中核に据えた経営そのものであり、最も狭い意味では経営に生かすための知財情報を中心とする分析手法を指す。本書は、このIPランドスケープを軸に、日本企業の知財戦略のあり方について提言したものである。グーグル、アップル、ダイソン、三井化学、ミネベアミツミの5つのケースを使って実際に分析し、その概要を紹介する。◎IPランドスケープの「使いどころ」の例競合他社の強みと弱みを明らかにし、「次の一手」を予測するM&Aにあたって、技術の側面からその評価を行う異業種からの参入について、その兆しをつかむオープン・クローズ戦略を決めるための選別――「IPランドスケープ」は、こうした製造業の「羅針盤」として機能する。◎本書で取り上げるケース-ケース1 アップルのデザイン戦略を読み解く-ケース2 異業種からの脅威の分析――グーグル自動運転の実力-ケース3 競合他社の重点分野を読み解く――三井化学の注力先-ケース4 自社にない技術を探し、補完する――ミネベアとミツミのM&A-ケース5 優等企業の「次の一手」を予測する――ダイソンの意外な参入分野
作者介紹
作者介紹 渋谷高弘日本経済新聞社 東京本社編集局 編集委員1990年入社。情報通信、電機、ソフトウエア、出版業界などの担当記者を経て現職。2002年~05年、「発明対価200億円判決」で話題となった青色発光ダイオード(LED)特許訴訟を追跡取材。知的財産分野の取材経験は約20年に及ぶ。主な著書に『特許は会社のものか』(日本経済新聞社)『中韓産業スパイ』(日経プレミアシリーズ)がある。IPL経営戦略研究会杉光 一成(すぎみつ・かずなり) 代表KIT虎ノ門大学院(金沢工業大学大学院)イノベーションマネジメント研究科 教授川邊 光則(かわべ・みつのり)岩谷産業 中央研究所 部長(知的財産担当・東京) 小林 誠(こばやし・まこと)デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー シニアヴァイスプレジデント 佐藤 貢司(さとう・こうじ)三井化学 知的財産部 情報調査グループ チームリーダー山内 明(やまうち・あきら)三井物産戦略研究所 技術・イノベーション情報部 知的財産室 室長