內容簡介
內容簡介 日本の核心に迫る?教室での礼、貰い物への返礼など、日本社会に溢れる「礼」。それは古代中国に生まれた、世界を律するための概念であり、今日まで広く深く日本の文化と歴史を規定している。しかし、「礼」とは一体何か、歴史学的に解明し本質を捉える議論はこれまでにされてこなかった。気鋭の日本中世史研究者が中国古代思想に分け入り、「礼」の根源に迫る画期的力作。「現代日本人が、《礼》を理解し、礼的所作についていかなる立場を表明するか(どう振る舞うか)は、〈現代日本人にとって《礼》とは何か〉を知ることから始めなければならず、それは遡ると、結局、日本に移入された中国の《礼》思想を知る必要があり、そのためには《礼》の遍歴をたどらねばならず、それを突きつめると、まずは《礼》が生まれた段階での姿を探究するのが先決、ということだ。」(本書より) 「礼」とは一体何か。気鋭の日本中世史研究者が中国古代思想に分け入り、「礼」の根源に迫る画期的力作。
作者介紹
作者介紹 桃崎有一郎桃崎有一郎(ももさき・ゆういちろう) 1978年、東京都生まれ。2001年、慶應義塾大学文学部卒業。2007年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(史学)。現在、高千穂大学商学部教授。専門は、古代・中世の礼制と法制・政治の関係史。著書に『中世京都の空間構造と礼節体系』(思文閣出版)、『平安京はいらなかった』(吉川弘文館)、『武士の起源を解きあかす』(ちくま新書)、『室町の覇者 足利義満』(ちくま新書)、『京都を壊した天皇、護った武士』(NHK新書)、『室町政権の首府構想と京都』(文理閣、共編著)、『日本法史から何がみえるか』(有斐閣、共著)、『幻想の京都モデル』(高志書院、共著)などがある。