直心影流の研究 | 誠品線上

直心影流の研究

作者 軽米克尊/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 直心影流の研究:直心影流とは剣術の流派の一つである。三大流派といわれる新陰流の流れをくみ、江戸時代中期にこの流派から出た長沼四郎左衛門国郷が防具や竹刀などを創案

內容簡介

內容簡介 直心影流とは剣術の流派の一つである。三大流派といわれる新陰流の流れをくみ、江戸時代中期にこの流派から出た長沼四郎左衛門国郷が防具や竹刀などを創案し、それまでの形を中心とした稽古から直接打ちあう試合中心の稽古を考案したことで、いまにつながる剣道の直接の祖とされている。幕末には講武所の剣聖と呼ばれた男谷下総守信友、島田虎之助、撃剣興行の榊原鍵吉といった名人が輩出したことで知られ、勝海舟もこの流派を学んだ(勝海舟は上記の剣聖・男谷の従兄弟であり、勝の父・小吉も同流を学んだ)。また薩摩藩に伝わった分派からは有馬新七、川路利良、牧野伸顕などの錚々たる明治の元勲がでている。まさに幕末から明治にかけて一世を風靡した流派といえる。しかし、これほどまでに有名な流派であり、現在の剣道に直接つながる流派であるにもかかわらず直心影流についての研究は少なく、明治期に同流の流れを継承した山田次朗吉の書籍が知られるだけであり、その全容はまったく明らかにされていない(余談ながら芥川龍之介は三中時代、この山田に剣道を学んだ)。本書はこの謎に満ちた流派研究の決定版である。 剣聖と呼ばれた男谷下総守信友、島田虎之助、勝海舟らが修めた名門流派、直心影流。名のみ知られ謎に満ちたこの流派研究の決定版。

作者介紹

作者介紹 軽米克尊軽米克尊(かるこめ・よしたか)1985年、千葉県出身。現在、天理大学准教授。専門は武道史、剣道史。埼玉大学教育学部卒。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了、博士(体育科学)。「直心影流の法定の形に関する一考察」で、平成25年度身体運動文化学会優秀論文賞を受賞。また「直心影流の分派についての一考察:長沼派・藤川派・男谷派の試合・修練形態ならびに剣術観の分析を通して」で、平成27年度日本武道学会優秀論文賞を受賞。ほか主な論文に「直心影流の成立とその伝系及び伝承に関する一考察」「直心影流における流祖の名前をめぐる論争について」など。

商品規格

書名 / 直心影流の研究
作者 / 軽米克尊 著;
簡介 / 直心影流の研究:直心影流とは剣術の流派の一つである。三大流派といわれる新陰流の流れをくみ、江戸時代中期にこの流派から出た長沼四郎左衛門国郷が防具や竹刀などを創案
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784336070791
ISBN10 /
EAN / 9784336070791
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 378
重量(g) / 600.0
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 21.7X15.8X3.0CM

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