六〇年安保センチメンタル・ジャーニー 思想 19(文庫) | 誠品線上

六〇年安保センチメンタル・ジャーニー 思想 19(文庫)

作者 西部邁/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 六〇年安保センチメンタル・ジャーニー 思想 19(文庫):かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。病気がちだったこともあり、自

內容簡介

內容簡介 かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。病気がちだったこともあり、自らの人生に自ら始末をつけるという、潔い最期だった。そんな西部氏の言論活動の原点は、日米安保条約に反対する武力闘争「六〇年安保」にある。東京大学に在籍していた筆者は、学生運動の指導的立場にあった。のちに東大教授となり、社会問題に対して保守の立場から盛んに発言し、世の人気を博した。世間にはこれを転向、変節と評する向きもあったが、著者はそれについて長く反論、弁明をすることはなかった。本書は、1986(昭和61)年に著者がはじめて当時の闘争を振り返ったもので、当時盟友として共に戦った人物たちの内面の葛藤にまで踏み込み、あの闘争とは何だったのかを問い直す。そこには崇高な思想よりも若者としての焦燥感、虚無感などが色濃く現れざるを得ない。「空虚な祭典」の中にいた「哀しき勇者たち」を、著者は時に愛をもって、時に突き放して語っていく、者が副題として「センチメンタル・ジャーニー」と名づけたのは、、当時の青年たち、そして著者自身の青春を描く物語が、逆に「知の誠実とな何か」を問うことになるからだ。真にラディカルであることは、右とか左とかを問うことではない。行為の一貫性にこだわり内実を問わないのは知の怠慢である。昨今盛んな改憲論議は、保守だリベラルだ、右だ左だといった単純な図式で語ってよいのか。著者が「六〇年安保」と題した本書で提起している問題は、現代においてこそ改めて真剣に考えられるべきテーマである。 保守派の論客であった著者の原点は、安保闘争で戦った学生時代にあった。あの「空虚な祭典」を、「戦友」たちの記憶と共に振り返る。

商品規格

書名 / 六〇年安保センチメンタル・ジャーニー 思想 19(文庫)
作者 / 西部邁 著;
簡介 / 六〇年安保センチメンタル・ジャーニー 思想 19(文庫):かつて保守派の論客としてマスコミを賑わせた西部邁氏が、今年1月、78歳で自死した。病気がちだったこともあり、自
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784168130748
ISBN10 /
EAN / 9784168130748
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 231
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 15.2X10.6X1.0CM

活動