內容簡介
內容簡介 【検査では異常がないのに息苦しさに襲われる!】パニック症は、パニック発作をくり返す病気です。身体的な原因はないにもかかわらず、さまざまな不快な症状が突然生じるのがパニック発作で、「過呼吸」もその症状の一つです。しかし、過呼吸のないパニック発作もありますし、パニック発作があれば、必ずパニック症だというわけでもありません。また、パニック症の診断基準に当てはまるような状態でも、「過呼吸を起こしやすいだけ」と思われている人もいます。発作を避けようとしてどんどん「できないこと」が増えていけば、自己否定感が強まり、うつ状態に陥ることもあります。生活に支障をきたすほどの恐怖や不安がわきあがる根本的な原因は何か、どのような症状があるとパニック症と診断されるのか、どのような治療法があるのか、薬で治るのか、発作をくり返さないために自分でできることはあるのか……。本書では、発作のしくみから対処法までをイラスト図解でわかりやすく紹介します。発作の恐怖や不安を乗り越え、本来の能力を十分にいかして生きていくため、また、周囲の人たちがパニック症への正しい理解を得るために役立つ一冊です。【本書の内容構成】第1章 この症状は「パニック症」なのか?第2章 「死ぬような思い」をくり返す理由第3章 これからどうなる?薬で治る?第4章 「考え」と「行動」を見直そう第5章 不安と症状を軽くするヒント 苦しい発作で不安をかかえる人必読。応急処置から病気の見極め方、薬に頼らない認知行動療法、生活の工夫まで、図解でわかる決定版
作者介紹
作者介紹 稲田泰之【監修者プロフィール】1992年大阪医科大学卒業。同大学附属病院精神神経科外来医長・リスクマネージャー、同大学神経精神医学教室講師を経て、2005年稲田クリニック開院。2007年医療法人悠仁会理事長。2015年北浜クリニック開院。クリニックでの診療とともに、地域の精神保健事業にも協力し、行政機関・企業などの産業医や相談医を務めている。大学病院でパニック障害専門外来など、長く臨床・研究をおこなっていた経験から、不安やうつ病などのストレス関連の治療、産業精神保健を専門にしている。主な著書に『患者さんに説明できるうつ病治療』『パニック症・社交不安症・恐怖症患者さんのための認知行動療法やさしくはじめから』(共にじほう)などがある。