西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か 講談社選書メチエ 717 | 誠品線上

西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か 講談社選書メチエ 717

作者 中村昇/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か 講談社選書メチエ 717:『善の研究』から「場所の哲学」へ――。西田の哲学遍歴は「場所の哲学」にいたって、ついに独創的な境地に

內容簡介

內容簡介 『善の研究』から「場所の哲学」へ――。西田の哲学遍歴は「場所の哲学」にいたって、ついに独創的な境地にいたったとされる。『善の研究』の冒頭に出てくる「純粋経験」からはじまって、後期の「絶対無の場所」にいたる思考とは、どのようなものなのか。近年とみに影響関係が指摘されるベルクソンとの関係、あるいは仏教の時間論と西田の時間論の共通点と相違。フッサールやレヴィナス、あるいは鈴木大拙、井筒俊彦にいたるまで、あるいは量子論との相関など、様々な角度から丁寧に参照しつつ、著者はするどい考察を繰り広げて、独自のスタイルで西田の本質に迫っていく。それは西田自身の言葉をかりれば、さながら「悪戦苦闘のドッキュメント」の様相を呈しつつも、きわめて鮮明に、西田哲学の真のすがたが浮かび上がってくる。「存在と無」(=あるとない)という、われわれがごく日常的に想定する対立の以前に、「場所」というものを考え、そこに人間の根本をみようとした近代日本哲学の巨峰を、これまでにない明解な叙述で味わい尽くす力作! あの高名な「絶対矛盾的自己同一」とは、いったいどういう意味なのか――。西田哲学の本質をつかみ、その全貌をわかりやすく示す!

作者介紹

作者介紹 中村昇中村 昇(なかむら・のぼる)1958年生まれ。1994年、中央大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程満期退学。現在、中央大学教授。専攻は、哲学。主な著書に、『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』(春秋社)、『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』(春風社)、『ホワイトヘッドの哲学』(講談社選書メチエ)、『ウィトゲンシュタイン ネクタイをしない哲学者』(白水社)、『ベルクソン=時間と空間の哲学』(講談社選書メチエ)、『ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門』(教育評論社)、『落語―哲学』(亜紀書房)など多数。最近の論文に、「贈与、そして「相関主義の強いモデル」(メイヤスー)としてのウィトゲンシュタイン」(「中央大学文学部紀要 哲学 第61号」)、「土方巽試論」(「中央大学人文研紀要 第92号」)など。

商品規格

書名 / 西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か 講談社選書メチエ 717
作者 / 中村昇 著;
簡介 / 西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か 講談社選書メチエ 717:『善の研究』から「場所の哲学」へ――。西田の哲学遍歴は「場所の哲学」にいたって、ついに独創的な境地に
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784065182789
ISBN10 /
EAN / 9784065182789
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 368
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 18.9X13.1X2.4CM

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