內容簡介
內容簡介 今、歴史研究者とか名乗っているヤツらも、子供のころ、いろんな歴史の「おもしろさ」に触れて、その道に入ったはずなのだ。オレのように――。そして歴史の楽しみ方は、なにも研究することばかりではない。小説・エッセーを書く、マンガやイラストを描く、ゲームをやる、あるいは作る。そして我が家で子供たちに昔の人の物語を語り聞かせる。それぞれの人が自分のやり方で歴史を楽しんでほしい――。中世史研究者、歴史愛好家、すべての歴史好きに贈る、前代未聞で形容しがたい、しかし抜群に面白い歴史読本。本書で歴史がもっと好きになることは請け合いです!【「歴史は少し高尚な娯楽」と言うたのは亀田俊和氏であるが、これを聞いた時、我が意を得たと思った。実際、『吾妻鏡』や古文書を含め、「ナンじゃ、こりゃ? 『少年ジャンプ』より、おもしれェー!」と笑ってしまうモノは、ケッコーある。そして、ゲラ! ゲラ! 笑うのだけが、「おもしろい」のではないのである。涙がこぼれるほどに感動するコトも「おもしろい」なのである。今、歴史研究者とか名乗っているヤツらも、子供のころ、いろんな歴史の「おもしろさ」に触れて、その道に入ったはずなのだ。オレのように。それなのに、大学教員・大学院生の中には、「歴史研究をしている」だけで自分を「偉い」と思い込み、一般の歴史愛好者を見下しているヤツらがいる。露骨に態度に示すヤツもいれば、外面はフレンドリーな態度をとりながら腹の中真っ黒というヤツもいる。いずれにしろ、こーゆーヤツらの研究に限って、たいしたことない。バッ! カ! じゃなかろうか!…あとがきより】
作者介紹
作者介紹 細川重男1962年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、中世内乱研究会総裁。著書に、『鎌倉政権得宗専制論』(吉川弘文館)、『鎌倉幕府の滅亡』(吉川弘文館)、『執権 北条氏と鎌倉幕府』(講談社学術文庫)、『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』(朝日新書)など。日本史史料研究会2007年、歴史史料を調査・研究し、その成果を公開する目的で設立。主な事業としては、①定期的な研究会の開催、②専門書籍の刊行、③史料集の刊行を行っている。最近では、一般の方々を対象に歴史講座を開講し、同時に最新の成果を伝えるべく、一般書の刊行も行なっている。会事務所は、東京都練馬区石神井5-4-16 日本史史料研究会石神井公園研究センター。主な一般向けの編著に『信長研究の最前線』(朝日文庫)、『戦国僧侶列伝』(星海社新書)、監修に『戦国時代の天皇と公家衆たち』、『六波羅探題研究の軌跡 研究史ハンドブック』(文学通信)、「南朝研究の最前線(朝日文庫)、『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』(吉川弘文館)、『戦国期足利将軍の最前線』(山川出版社)、『関ヶ原大乱、本当の勝者』(朝日新書)、『伝奏と呼ばれた人々』、『家司と呼ばれた人々』(ミネルヴァ書房)など。http: www13.plala.or.jp t-ikoma index.html