漢字を使った文化はどう広がっていたのか | 誠品線上

漢字を使った文化はどう広がっていたのか

作者 金文京/編著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 漢字を使った文化はどう広がっていたのか:前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす!東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズ、東アジア文化講座第2巻。中国からひろま

內容簡介

內容簡介 前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす!東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズ、東アジア文化講座第2巻。中国からひろまった漢字漢文にもとづく思想や文化は、日本だけでなく、各地域でどのように展開し、継承と反発をくり返し、独自のものに再創造されたのか。中国、朝鮮半島、日本、琉球、ベトナムなど、これらの交流圏にあった十九世紀以前の前近代の東アジアを俯瞰し、論じていく。東アジアと日本、世界を接続して考え、問い直していくシリーズ、東アジア文化講座。これからの東アジアを生き抜くヒントがここにある。第2巻は東アジアの漢字漢文文化圏をテーマに、漢字文化圏の文字、漢文の読み方と翻訳、漢文を書く(変体漢文など)、近隣地域における漢文学の諸相、漢字文化圏の交流―通訳・外国語教育・書籍往来などの問題を設定し、漢字にまつわるありとあらゆる視点を提供しつくした初の書。本書で提供される視点による漢字文化観は、今後新たな発想を生み出す源泉となるであろう。執筆は、金 文京 大西克也 李 成市 古屋昭弘 鄭 光 明木茂夫 笹原宏之 荒川慎太郎 入口敦志 遠藤織枝 宇都宮啓吾 張 景俊 吉田 豊 Nguyen Thi Oanh 佐藤晴彦 杉山 豊 嶋尾 稔 西村浩子 陳 力衛 金 文京 石井公成 水越 知 永田知之 大木 康 瀬間正之 沈 慶昊 朴 成鎬 高津 孝 伊藤英人 野崎充彦 沈 慶昊 佐藤道生 大谷雅夫 合山林太郎 川口健一 栗林 均 内田慶市 竹越 孝 木津祐子 住吉朋彦 陳 正宏 張 伯偉 髙橋 智 藤本幸夫 河野貴美子の45名。 序 東アジアの漢字・漢文文化圏●金 文京1 はじめに─漢字・漢文文化圏の構想2 漢字・漢文文化圏の諸相3 おわりに 第1部 漢字文化圏の文字01 漢字の誕生と変遷―甲骨から近年発見の中国先秦・漢代簡牘まで●大西克也1 はじめに2 漢字の誕生―甲骨文字と金文3 漢字の増加と分裂―戦国時代の竹簡から4 文字統一と隷変5 隷書から楷書へ―文字とテキストの変容02 字音の変遷について●古屋昭弘1 はじめに2 言語音の体系の違い3 歴史的変遷4 声母(音節初の子音)の対応5 韻母(母音的部分)の対応6 声調の対応7 中国上古音との関連8 おわりに03 新羅・百済木簡と日本木簡●李 成市1 はじめに2 新羅の付札木簡3 六・七世紀の文書木簡4 統一新羅の付札木簡、帳簿木簡5 新羅と百済の『論語』木簡6 百済木簡にみる用字、造字、字音7 百済地方木簡と日本木簡04 ハングルとパスパ文字●鄭 光1 ハングルをめぐる諸問題2 韓半島周辺の諸民族の文字制定とハングル3 パスパ文字と訓民正音4 訓民正音の中声と『蒙古字韻』の喩母5 おわりに05 異体字・俗字・国字●笹原宏之1 異体字2 転用と造字3 日本の独自性06 疑似漢字●荒川慎太郎1 「漢字文明圏」と「疑似漢字」2 実は多様な疑似漢字3 東アジアの言語と疑似漢字による表記4 疑似漢字とその文献研究07 仮名●入口敦志1 はじめに2 万葉仮名からひらがなへ3 『古今和歌集』成立前夜4 『古今和歌集』の背景5 漢字文化圏の民族固有文字6 固有文字の制定7 仮名序と真名序8 おわりに08 中国の女書(n?shu)●遠藤織枝

作者介紹

作者介紹 金文京京都大学名誉教授。『三国志演義の世界』(東方書店)、『教養のための中国語』(大修館書店)、『漢文と東アジア 訓読の文化圏』(岩波新書)、『李白 漂泊の詩人 その夢と現実』(岩波書店)、『水戸黄門「漫遊」考』(講談社学術文庫)、『中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代』(講談社学術文庫)など。

商品規格

書名 / 漢字を使った文化はどう広がっていたのか
作者 / 金文京 編著;
簡介 / 漢字を使った文化はどう広がっていたのか:前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす!東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズ、東アジア文化講座第2巻。中国からひろま
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784909658456
ISBN10 /
EAN / 9784909658456
誠品26碼 /
頁數 / 450
裝訂 / P:平裝
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 21.0X14.8X2.3CM

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