內容簡介
內容簡介 ◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」大学進学のために借金をしても、労働市場は不安定な雇用が増大しており賃金はいつまでも上がらない。そして何より、気候変動によって人類の存続が脅かされつつある。にもかかわらず資本主義がとまることはなく、経済成長という神話が繰り返され、社会的不平等は途轍もない規模に拡大している。こうした背景のなかで、世界ではミレニアル世代やZ世代の若者たちが、資本主義に対して抗議の声をあげはじめた。彼 彼女らは「システムチェンジ」を掲げ未来に向かって歩みはじめている。いまはまだ若い「ジェネレーション・レフト」であるが、今後確実に中心的な政治勢力として台頭してくることになるだろう。翻って日本ではどうだろうか。日本では若者の左傾化というよりは「保守化」の傾向が強いと言われている。しかし資本主義の行き詰まりのなかで、ジェネレーション・レフトへとつながる可能性は、ここ日本においても確実に芽生えつつある。本特集ではZ世代の若者たちの社会運動から、その可能性を探っていく。 ◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」ジェネレーション・レフトになるために斎藤幸平(経済思想家・大阪市立大学准教授)「生理×社会問題」で資本主義と闘う――“普通”じゃない仲間と創る“普通”じゃない社会谷口歩実(「#みんなの生理」共同代表)×福井みのり(「#みんなの生理」共同代表)×塩野美里(「#みんなの生理」企画責任者)気候正義を求めて闘うZ世代山下颯太(高校3年生)×北村達哉(社会人)×郡さやか(大学3年生)多国籍労働組合で見た「ジェネレーション・レフト」たちの背景松本瑞穂(東ゼン労組専従オルグ、法律研究担当)×リティカ・シン(東ゼン労組書記長)×ジョー・プラマー(東ゼン労組組織拡大担当、東ゼン労組シェーン労働組合書記長)×オレン・フランクハム(東ゼン労組連絡担当、東ゼン労組シェーン労働組合執行委員長)社会を根本から変えるような運動がしたい――POSSEに参加する「Z世代」座談会山本健太朗×岩本菜々×田所真理子ジェイ素朴世代論を超える世代萩田翔太郎(歴史研究者)日本における「ジェネレーション・レフト」の可能性を探る――新自由主義に対抗するための変革ビジョンとオーガナイズを渡辺寛人(POSSE事務局長・本誌編集長)ポピュリズムに抗するZ世代の「労働運動」戦略――外国人労働の「位相」をめぐって今野晴貴(POSSE代表)◆ミニ企画「ユニオニズムで未来を構想せよ――木下武男『労働組合とは何か』を読み解く」燎原の火をつけろ!――現場で闘う若手アクティビストと読む『労働組合とは何か』木下武男(労働社会学者(元昭和女子大学教授))×稲葉一良(プレカリアートユニオン書記長)×佐賀正悟(さっぽろ青年ユニオン執行委員)×原田仁希(首都圏青年ユニオン委員長)×佐藤よしと(総合サポートユニオン関東エリア執行委員)×青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)書評 木下武男著『労働組合とは何か』篠田徹(早稲田大学教授)ユニオニズムの創造に向けた理論と実践浅見和彦(専修大学教授)×木下武男(労働社会学者(元昭和女子大学教授))×今野晴貴(NPO法人POSSE代表)◆単発女性の更年期症状と労働問題