夕暮れに夜明けの歌を
作者 | 奈倉有里/著; |
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出版社 | 日本出版販売株式会社 |
商品描述 | 夕暮れに夜明けの歌を:「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国 |
作者 | 奈倉有里/著; |
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出版社 | 日本出版販売株式会社 |
商品描述 | 夕暮れに夜明けの歌を:「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国 |
內容簡介 「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国立ゴーリキー文学大学を卒業した筆者が、テロ・貧富・宗教により分断が進み、状況が激変していくロシアのリアルを活写する。私は無力だった。(中略)目の前で起きていく犯罪や民族間の争いに対して、(中略)いま思い返してもなにもかもすべてに対して「なにもできなかった」という無念な思いに押しつぶされそうになる。(中略)けれども私が無力でなかった唯一の時間がある。彼らとともに歌をうたい詩を読み、小説の引用や文体模倣をして、笑ったり泣いたりしていたその瞬間──それは文学を学ぶことなしには得られなかった心の交流であり、魂の出会いだった。教科書に書かれるような大きな話題に対していかに無力でも、それぞれの瞬間に私たちをつなぐちいさな言葉はいつも文学のなかに溢れていた。(本文より) 「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。
作者介紹 奈倉有里奈倉有里(なぐら・ゆり) 1982年12月6日東京生まれ。2002年からペテルブルグの語学学校でロシア語を学び、その後モスクワに移住、モスクワ大学予備科を経て、ロシア国立ゴーリキー文学大学に入学、2008年に日本人として初めて卒業し、「文学従事者」という学士資格を取得。東京大学大学院修士課程を経て博士課程満期退学。博士(文学)。研究分野はロシア詩、現代ロシア文学。2021年、博士論文『アレクサンドル・ブローク 批評と詩学 ――焼身から世界の火災へ――』で第2回東京大学而立賞を受賞。雑誌「世界」「すばる」などでロシアの動向について、ジャーナリスティックな文章も発表している。
書名 / | 夕暮れに夜明けの歌を |
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作者 / | 奈倉有里 著; |
簡介 / | 夕暮れに夜明けの歌を:「分断する」言葉ではなく、「つなぐ」言葉を求めて。今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国 |
出版社 / | 日本出版販売株式会社 |
ISBN13 / | 9784781620121 |
ISBN10 / | |
EAN / | 9784781620121 |
誠品26碼 / | |
裝訂 / | P:平裝 |
頁數 / | 272 |
語言 / | 4:日文 |
級別 / | R:限 |
尺寸 / | 19.5X13.5X1.9CM |