內容簡介
內容簡介 本書は、読売新聞連載「時代の証言者 志村ふくみ」(2013年)をもとに新たに書籍として執筆され、志村の聞き書きを中心にまとめた初の本格的な評伝である。構成は大きく 2 部に分かれ、前半の「時代の証言者」は、新聞連載のための長時間にわたるインタビューや取材をもとに、当時の記事に大幅加筆して再構成。後半「妣への回帰~新たな民芸を求めて」は、連載終了以降から 2020 年まで、様々なテーマで志村に行ったインタビューや取材を中心に構成し、資料をもとにした解説も充実。染織の学校「アルスシムラ」の開設や新作能「沖宮」をめぐる作家・石牟礼道子との絆など、近年の志村の活動にも触れている。志村ふくみのライフストーリーを知るための必読の書である。 読売新聞連載「時代の証言者 志村ふくみ」をもとに新たに書籍として執筆。志村の聞き書きを中心にまとめた初の本格的な評伝。
作者介紹
作者介紹 志村ふくみ染織作家・随筆家1924 年生まれ。文化学院卒。柳宗悦の民芸運動に共鳴していた母の指導を受け、滋賀・近江八幡で植物染料と紬糸による織物を始める。重要無形文化財保持者(人間国宝)。文化功労者。2014 年、京都賞受賞。2015 年、文化勲章受章。故郷の琵琶湖や古典文学、現代美術などをモチーフとする幅広い作風と豊かな色彩感覚で、伝統工芸の世界に新風を吹き込み、紬織の芸術的価値を高めたと評価された。2013 年、染織を学ぶ「芸術学校」としてアルスシムラを設立。2018 年、石牟礼道子原作の新作能「沖宮」の衣裳を監修。古沢由紀子読売新聞東京本社編集委員1965 年生まれ。1987 年早稲田大学政治経済学部政治学科卒。同年読売新聞社入社。山形支局、社会部、ロサンゼルス支局長、生活情報部次長、教育部長、論説委員などを経て現職。教育問題を中心に、様々なテーマで取材を重ねている。伝統工芸や文化・芸術に関心が深く、「時代の証言者」などで志村ふくみの取材を手がける。著書に『大学サバイバル』、共著に『大学入試改革 海外と日本の現場から』など。