內容簡介
內容簡介 世界各地で差別と排斥の対象でありつづけるロマ民族(俗称「ジプシー」)の人びとの故郷を、ヨーハン・リュディガーはインドであることを比較言語学の知見から1777年に突き止めた。それに対抗するかのように1980年代に入ってからロマを自称する人びとのインド起源を疑問視し、当事者が嫌悪する「ジプシー」などの他称を使う研究者がヨーロッパで出現した。それが当事者不在である日本においても流布される現状から、リュディガーが実証したロマ民族の「インド起源説」の正当性の解説と、非インド起源説論の差別性えおするどく批判する。 ロマ(「ジプシー」)の人びとの故郷を、リュディガーはインドであると言語学から突き止めた。その反論に、差別性を指摘する。
作者介紹
作者介紹 金子マーティン1949年、イングランド、ブリストル市生まれ。1956年初来日、1969年ウィーンへ移住。1978年ウィーン大学博士課程修了、1991年までウィーン大学日本研究所助手・講師。1983年オーストリア国籍取得。1991年~2018年まで日本女子大学現代社会学科教員。日本女子大学名誉教授、反差別国際運動事務局次長。 主な訳書と和文書籍:『ナチス強制収容所とロマ』(明石書店、1991年)、『「ジプシー収容所」の記憶』(岩波書店、1998年)、『ジャーナリズムと歴史認識』(凱風社、1999年、共著)、『神戸・ユダヤ人難民 1940-1941』(みずのわ出版、2003年)、『スィンティ女性三代記(上・下)』(凱風社、2009年)、『ナチス体制下におけるスィンティとロマの大量虐殺』(解放出版社、2010年)、『あるロマ家族の遍歴』(現代書館、2012年)、『ロマ 生きている炎』(彩流社、2014年)、『エデとウンク』(影書房、2016年)、『ロマ 「ジプシー」と呼ばないで』(影書房、2016年)。