野口米次郎と「神秘」なる日本 | 誠品線上

野口米次郎と「神秘」なる日本

作者 堀まどか/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 野口米次郎と「神秘」なる日本:1914年英国のロンドン各所やオックスフォード大学で、国際派詩人・野口米次郎は従来の俳句の価値を転換させるような講演をおこなった。どの

內容簡介

內容簡介 1914年英国のロンドン各所やオックスフォード大学で、国際派詩人・野口米次郎は従来の俳句の価値を転換させるような講演をおこなった。どのような雰囲気のなかで何を語ったのか、彼は何を求められていたのか。どうしてそのような英詩の伝統に対する挑戦的な主張がそのとき可能だったのか。本書は10年ごとに時代をさかのぼるかたちで、野口米次郎の前半生をたどりその時代性を捉える。そこには神秘主義・心霊主義ブーム、神秘なる「日本」の伝統や東洋の宗教思想が注目された時代の潮流がみえてくるだろう。野口米次郎はどのように英詩人としてデビューしたのか、その周辺にはどのような人々がいたのだろうか。シカゴ宗教会議の影響や、その直後からアメリカで拡がるヨーガと日本人との関連はどうだろうか。最終章には、心霊治療家の木村秀雄とその妻である舞踊家・駒子のアメリカ体験について紹介し、神秘なる「日本」の射程の拡がりについて眺める。 明治中葉、日本人青年が単身、太平洋を渡っていった。日英バイリンガル国際派詩人の前半生を辿り、雄飛した青年達の生きざまを探る。

作者介紹

作者介紹 堀まどか山口県生まれ現在:大阪市立大学文学部文化構想学科アジア文化コース准教授、博士(学術)専門:国際日本研究、境界者の文学と思想の研究。著書:『「二重国籍」詩人 野口米次郎』名古屋大学出版会 2012年(第34回サントリー学芸賞受賞・芸術文学部門)。共著:『わび・さび・幽玄-「日本的なるもの」への道程』(鈴木貞美編、水声社、2006年)、『講座小泉八雲1-ハーンの人と周辺』(平川祐弘編、新曜社、2009年)、『バイリンガルな日本語文学―多言語多文化のあいだに』(郭南燕編、三元社、2013年)、『近代日本とフランス象徴主義』(坂巻康司編、水声社、2016年)、『映しと移ろい-文化伝播の器と蝕変の実相』(稲賀繁美編、花鳥社、2019年)他。共訳書:『詩集明界と幽界:Seen and Unseen』(亀井俊介監修、彩流社、2019年)。

商品規格

書名 / 野口米次郎と「神秘」なる日本
作者 / 堀まどか 著;
簡介 / 野口米次郎と「神秘」なる日本:1914年英国のロンドン各所やオックスフォード大学で、国際派詩人・野口米次郎は従来の俳句の価値を転換させるような講演をおこなった。どの
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784757609785
ISBN10 /
EAN / 9784757609785
誠品26碼 /
裝訂 / P:平裝
頁數 / 209
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 18.8X12.8X1.3CM

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