未知よりの薔薇(全八巻揃) | 誠品線上

未知よりの薔薇(全八巻揃)

作者 竹本忠雄/著;
出版社 日本出版販売株式会社
商品描述 未知よりの薔薇(全八巻揃):パリ文壇にデビューし、初めて民間から起用された日本大使館の文化技術顧問として活躍したフランス留学時代。澁澤龍彦、横尾忠則など多くの若者

內容簡介

內容簡介 パリ文壇にデビューし、初めて民間から起用された日本大使館の文化技術顧問として活躍したフランス留学時代。澁澤龍彦、横尾忠則など多くの若者たちが、その教えを乞いに、フランスの著者のもとに集まった。マルローの東宮御進講を実現させ、筑波大学では「科学・技術と精神世界」という、研究者としてはタブーであった精神世界に踏み込んだ、国際学会を実現させる。学問的には異端者と評されることもありがながら、自身の信念のもと、霊性の世界に真摯に対峙し続けた著者の、揺れ動く魂の軌跡をあますことなく書き上げる。皇太子明仁親王・同妃美智子両殿下(当時)、アンドレ・マルロー、ダライ・ラマ十四世法王、鈴木大拙、ホルヘ=ルイス・ボルヘス、三島由紀夫、川端康成、美輪明宏、石原慎太郎など、時代を代表する多くの著名人たちと交流を持ち、様々な奇跡的な体験を繰り返した著者の波乱に満ちた魂の告白録。【著者と親交のあった主な登場人物】アンドレ・マルロー(作家、ド・ゴール麾下文化担当国務大臣)、ダライ・ラマ十四世法王、丹下健三(建築家)、岡本太郎(画家)、鈴木大拙(仏教学者、『日本的霊性』)、森有正(哲学者)、出光佐三(出光商店創業主、日章丸船主)、昭和天皇・香淳皇后両陛下、皇太子明仁親王・同妃美智子両殿下、澁澤龍彦(作家)、横尾忠則(画家)、三島由紀夫、川端康成、芹沢光治良、ピエール・カルダン(服飾デザイナー)、美輪明宏、堤清二(実業家、作家)、阿南功一(筑波大学学長)、など多数。執行草舟、絶讃!壮大な魂の叙事詩。生涯を深奥世界のミステリー探索に賭した男の、勇気と、哀しみと、驚異に満ちた二十一世紀の黙示録。執行草舟(『脱人間論』、『生くる』、『友よ』などの著者) 第一巻 由来篇 【第一巻あらすじ】最後のフランス生活から帰国した著者は、三田寺町の常林寺で一本の素朴な薔薇の木を見て若き日のある夢を想起する。閉ざされた「あなぐら」から、ド・ゴール特使として来日したマルローとの電撃的邂逅で啓示を得て抜け出し、初めて未来に青い雲を見たのだった。妖しい美少女「ロリータ」や、出光佐三翁の懐刀の快男児、あるいは二人の禅の巨匠などの異色人物が登場し、波瀾に満ちた著者の運命の伏線を綾織る。繰りかえされる不思議体験をとおして、異界は実在するかとの漠然たる問いが課される。仏政府給費留学生として一九六三年に三十歳で渡欧する。【第一巻の主な登場人物】林秀穎(曹洞宗常林寺方丈)、ダライ・ラマ十四世法王、ペマ・ギャルポ(チベット出身政治学者)、石堂淑朗(脚本・評論家)、高見順(小説家・詩人)、伊藤整(小説・評論家)、丸岡明(小説・能研究家)、ロリータ、巌谷大四(文芸評論家)、芥川比呂志(龍之介嫡男、俳優・演出家)、芥川文(龍之介夫人)、アンドレ・マルロー(作家、ド・ゴール麾下文化担当国務大臣)、ルネ・キャピタン(ド・ゴール麾下法相、東京日仏会館館長)、灘尾弘吉(文部・厚生大臣)、丹下健三(建築家)、岡本太郎(画家)、川喜多かしこ(東和映画代表)、オシップ・ザツキン(彫刻家)、クロード・オータン=ララ(映画監督)、ミレーヌ・ドモンジョ(映画女優)、マルセル・アシャール(作家)、久松眞一(京大教授、禅師)、廣瀬楚庵(禅画家)、小松清(仏文学、マルロー側近・訳者)、山﨑省三(藝術新潮編集長)、出光佐三(出光商店創業主、日章丸船主)、松見守道(出光翁の懐刀)、鈴木大拙(仏教学者、『日本的霊性』)、岡村美穂子(大拙師最側近、鈴木大拙館名誉館長)、亀井勝一郎(文芸評論家)、前田陽一(仏文学者)、モーリス・パンゲ(日仏学院長、『自死の日本史』)第二巻 出遊篇 【第二巻あらすじ】ソルボンヌで、カミュの恩師、ジャン・グルニエ教授に師事しつつ、パリ文壇と画壇に評論家としてデビューし、かつ講演家として名声を博す。「五月革命」後、マルローを隠棲地のシャトーに訪ねて、ジャンヌ・ダルクの正系子孫に引き合わされ、オルレアンの少女を導いた「天の声」は何かとの謎に引きこまれる。三島由紀夫、ついで川端康成から、それぞれの死に先立ってある信号を送られ、日仏間で秘せる役割を課される。滞仏十一年、日仏文化交流のヒノキ舞台で活動の絶頂期に、思いがけない逆風で一転、逆落としの運命に陥る。【第二巻の主な登場人物】秋山光和(日本美術史家)、ジャン・グルニエ(作家、ソルボンヌ教授)、マドレーヌ・グルニエ(同令嬢、画家)、オリヴィエ・ジェルマントマ(作家)、アンドレ・マッソン(画家)、弟子丸泰仙(禅師)、森有正(哲学者)、吉田敦彦(比較神話学)、エマニュエル・ローテン(詩人)、ミシェル・タピエ(美術評論家)、黛敏郎(作曲家)、アルフレッド・スムラー(在日長老記者)、松井明

作者介紹

作者介紹 竹本忠雄日仏両国語での文芸評論家。筑波大学名誉教授、コレージュ・ド・フランス元招聘教授。東西文明間の深層の対話を基軸に、多年、アンドレ・マルローの研究者・側近として『ゴヤ論』『反回想録』などの翻訳、『マルローとの対話』などを出版、かたわら、日本文化防衛戦を提唱して欧米での反「反日」活動に従事(日英バイリンガル『再審「南京大虐殺」』等)。その途上で皇后陛下美智子さまの高雅なる御歌に開眼し、仏訳御撰歌集をパリで刊行、大いなる感動を喚起して、対立をこえた大和心の発露の使命を再確認する。令和元年11月、仏文著書『宮本武蔵 超越のもののふ』(日本語版、勉誠出版)を機に、87歳でパリに招かれて記念講演を行い、新型コロナウィルス流行直前に帰国して、構想50余年、執筆8年で完成した『未知よりの薔薇』の米寿記念刊行に臨む。

商品規格

書名 / 未知よりの薔薇(全八巻揃)
作者 / 竹本忠雄 著;
簡介 / 未知よりの薔薇(全八巻揃):パリ文壇にデビューし、初めて民間から起用された日本大使館の文化技術顧問として活躍したフランス留学時代。澁澤龍彦、横尾忠則など多くの若者
出版社 / 日本出版販売株式会社
ISBN13 / 9784585395003
ISBN10 /
EAN / 9784585395003
誠品26碼 /
語言 / 4:日文
級別 / N:無
尺寸 / 19.0X13.6X13.4CM
級別 / R:限
裝訂 / P:平裝

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