內容簡介
內容簡介 「バセドウ病」「橋本病」「甲状腺腫瘍」などの「甲状腺の病気」があるといわれたら……。甲状腺の病気は、日本での患者数500万~1000万人と推計される実は身近な病気なのですが、病気の症状が多様なことや、更年期症状や心臓病などほかの病気と間違えられていたりして、気づかずにいることも多くあります。甲状腺の病気はきちんと診断を受け、適切な治療を受けることが大切です。診断によっては定期的な経過観察だけで過ごせることも少なくありません。この本では、症状、検査と診断、薬物治療やアイソトープ治療、手術、日常生活での留意点を、甲状腺専門病院の専門医療チーム全面協力のもと、わかりやすく解説しています。 【目次】 甲状腺の病気とは Part1 「バセドウ病」といわれたら(主な症状 検査と診断 薬物治療 アイソトープ治療 手術 甲状腺眼症 バセドウ病に似た病気 バセドウ病Q&A) Part2 「橋本病」といわれたら(主な症状 検査と診断 薬物治療 甲状腺機能低下症が起こる橋本病以外の病気 子どもの甲状腺の病気 橋本病Q&A) Part3 「甲状腺腫瘍」があるといわれたら (甲状腺腫瘍とは 検査と診断 良性腫瘍の治療 悪性腫瘍の治療 がんの種類によって異なる治療法 手術後のストレッチ体操 甲状腺治療の最前線 甲状腺腫瘍Q&A) Part4 甲状腺の病気と日常生活での留意点(日常生活を送るうえで 食生活のポイント 治療中の運動 妊娠・出産) コラム 臨床心理士からのメッセージ 体調の不安を抱えて日々の治療にとまどうあなたへ、甲状腺専門医療チームが症状や治療方法をわかりやすく解説する一冊。
作者介紹
作者介紹 西川光重隈病院・学術顧問。1974年京都大学医学部卒業。1982年同大学大学院博士課程修了、医学博士。その後、関西医科大学に赴任し、主に甲状腺、内分泌代謝疾患の臨床と研究に従事。この間、カナダのトロント大学で甲状腺に関する研究を深める。2015年まで同大学の教授を務め、現在、(医)神甲会隈病院・学術顧問。内科医師として臨床・研究に取り組みながら、若手医師の育成にも尽力している。日本甲状腺学会学術集会会長も務めた。関西医科大学名誉教授。赤水尚史隈病院院長。1980年京都大学医学部卒業。旧・神戸市立中央市民病院、京都大学医学部附属病院、倉敷中央病院、和歌山県立医科大学などで長年にわたり内分泌医療の研究および診療に尽力し、日本甲状腺学会ならびに日本内分泌学会より数々の賞を受賞。2022年4月より隈病院院長に就任、後進の指導や新たな研究体制の構築を進める。和歌山県立医科大学名誉教授。日本内分泌学会代表理事、日本甲状腺学会理事長、アジアアセアニア甲状腺学会理事長も務めた。宮内昭隈病院名誉院長。1970年大阪大学医学部医学科卒業。甲状腺副甲状腺疾患の診療研究に約50年携わる。専門は甲状腺がんの診断と治療。「頸神経ワナ反回神経吻合」の実施、「下咽頭梨状窩瘻」発見、特異な甲状腺腫瘍を発見「甲状腺内胸腺腫」と命名、「甲状腺微小乳頭がんに対する非手術経過観察」提唱など甲状腺診療に多数の功績がある。2012~2020年アジア内分泌外科学会理事長、2019年国際内分泌外科学会会長に就任。現在、隈病院名誉院長。日本医科大学客員教授。