內容簡介
內容簡介 いつか、ここに、遠くに、存在した誰か。言葉によって、わたしたちは出会える。――柴崎友香さん推薦シャーロック・ホームズの翻訳者だった父が倒れ、四姉妹の末っ子リブロは家族の歴史をたどりなおす。時空を超えて紡がれる、風変りでいとしいファミリー・ストーリー。「そこでは、もうとっくのむかしに死んでしまった人たちが、みんな生きていた。リブロの目の前、ここに、生きていた。」百年前のロンドンから、戦争と震災をへて現在まで、家族の記憶とホームズの物語が鮮やかに交錯する――。無数の喪失を超えて生き続ける言葉の奇跡を描く、注目作家・小林エリカの最新傑作小説。 ホームズの翻訳者だった父が倒れ、四姉妹の末っ子は家族の歴史をたどりなおす。時空を超えた、風変りでいとしいファミリーストーリー
作者介紹
作者介紹 小林エリカ小林エリカ 作家、マンガ家。1978年東京生まれ。2014年、「マダム・キュリーと朝食を」(集英社)で第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補。小説『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社)で第7回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。他の著書に短編集『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社)、アンネ・フランクと実父の日記をモチーフにした『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、コミック『光の子ども』1~3(リトルモア)など。主な個展に「最後の挨拶 His Last Bow」(2019年、Yamamoto Keiko Rochaix、ロンドン)、「野鳥の森 1F」(2019年、Yutaka Kikutake Gallery、東京)、グループ展に「話しているのは誰? 現代美術にひそむ文学」(2019年、国立新美術館、東京)など。